北海水産と仲間たち:岩清の<鯖ラーメン>

北海水産の「鯖ラーメン(しょうゆ)」と「鯖ラーメン(味噌)」は、「岩清(いわせい)」さんが、鯖の旨味を存分に活かして作った究極の一品です!今回ご紹介する私たちの仲間は、1832年に静岡県焼津で創業された鯖一筋の老舗。その伝統を培いながら新たな視点を取り入れ、大きく成長してきました。『北海水産と仲間たち』第三回の主人公は、父である(株)岩清の社長を支える岩崎智子さんと岩崎容子さん姉妹です。

創業は江戸天保三年

姉の岩崎智子さんは「創業した190年前にはもちろん冷蔵庫はありませんでしたから、捕ったその日のうちにお客様や飲食店に鯖を届けなければなりませんでした。時代こそ変わりましたが、今でも出来る限り美味しく召し上がっていただける形で、鯖商品をお届けしたいという気持ちに変わりはありません。特にこの『鯖ラーメン』は、世界の方々に、日本の昔ながらの麺と鯖の持つ旨味をたっぷり味わっていただきたいと思って作りました。」と、話しています。

「鯖ラーメン」の麺とスープに使われている鯖は、岩清さんの地元である焼津小川港で目利きの担当者が買付けた新鮮なものばかり。自社工場に運ばれた原魚は、手作業で仕分けられ、熟練の職人が数日間かけてうまみをふんだんに引き出しスープに仕上げます。鯖が丸ごと練り込まれていている麺は、長年一緒に仕事をしてきた信頼のおける製麺メーカーが製造しています。香り豊かで栄養たっぷり、でもカロリー抑え目のこの絶品「鯖ラーメン」は、こうして丁寧に心を込めて作られて、ヨーロッパにやってきます。

ヨーロッパと日本の架け橋

妹の岩崎容子さんは、『岩清ブランド』のラーメンが、ヨーロッパでも人気商品になってきていることに誇りを感じています。「この『鯖ラーメン』でみなさんが幸せになって、おいしく食べていただけるといいなと思っています。そして、食を通じた『ヨーロッパと日本の架け橋』になればと願っています。『日本食普及の親善大使』である北海水産のノーデンボス社長は、日本文化に造詣が深く、世界の水産加工品取引で指導的な役割を担ってらっしゃいます。そのおかげで私たちは、ヨーロッパでも商品を展開することが出来るようになりました。本当にありがとうございます」

伝統と革新

岩清さんの鯖商品は、今までに農林水産大臣賞など、数々の賞を受賞しています。それは、倉庫の冷凍・保管技術や添加物の使用を最小限に抑える食への意識の高さからも分かるように、岩清さんが厳しい基準を守りながら最高品質の製品作りを続けているからなのです。「私たちの商品を認めていただいて、本当にうれしいです。これからも全てのお客さまに喜んでいただけるように、がんばります!」

焼津でずっと大切に守られ続けてきた老舗の伝統。その「古き良きもの」が「新しきもの」と融合して出来たのが、この「鯖ラーメン」です。北海水産は、伝統を重んじながら新しさを取り入れた商品をご紹介できることを誇りに思います。

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